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Posted by TI-DA at

2011年09月18日

目標と評価

なんだか突っ走って終わってしまいます1学期。
2学期制だから、9月30日で1学期がおわって、10月から2学期。今は一生懸命評価をしてる。

ここに来て思ったのは、なんのために私は評価をしてるのかってこと。
1学期の間でどうゆう力を付けさせたかったのか
その力をつけるために何をしたのか
子ども達にその力はついたのか

うーん、まず最初のとこからはっきりさせていなかったなぁと実感。
生活目標は「自分を好きになること」と「自分の身の回りのことは自分でできるようにする」だったので、結構達成できてる気がするんだけど。。。各教科の学習目標は。。。

しかも自分(教師)だけで目標立てて、子ども達には説明していないんだよね。小学3年生でも、今学期ではこれができるようになろう!って話をするのは大切だと思いました。

評価って子どもが受ける評価ではなくて、実は教師の授業力や指導力の評価だって、なんかの本で読んだんだけど、本当にそうだなと思った。2学期は、子どもの目標を書かせたり、各教科の目標や見通しを立てたりしようと思いました。

評価、他の先生方がどうやってやってるのか気になります。  

Posted by penguina en okinawa at 23:50Comments(2)

2011年07月28日

「ことば」を習得するとは。。。?

ことばは、自発的に使おうと思わないと使えないものだと思う。
で、自分で積極的に学ぼうと思わないと学べないものだとも思う。

「前の学校にいた時よりも、英語を好んで使うようになりました!」
7月の保護者面談で、ある保護者から嬉しい声を聞くことができた。涙が出そうなくらい嬉しかった。



TPOを考えて、使う言語を選択できる人になってほしい。

相棒の先生と、4月の始めに話し合ったとき、二人の意見がぴったりと合った。すごくすごーく嬉しくてわくわくした。私と彼が担任をしているのは小学校3年生のクラス。子ども達のほとんどが日本人で第一言語は日本語。でも授業では、国語以外の教科を全て英語で行うことになっている。英語を学ぶんじゃなくて、英語で教科を学ぶスタイルの学校だからだ。

本当は国語のみを日本語で教えることになっているし、国語以外の教科では英語を使って教えることになっている。でも、英語が分からない子どももいるうちのクラスでは、その時の状況によって日本語と英語のどちらでも使ってよいことにした。でも条件は、「考えて使うこと」。例えば算数の時間の足し算の答えは英語で言えるなら英語で言う。だけど、どうしてその答えになったのか説明するのは日本語でも英語でもどちらでもよいし、両方を使ってもいい。他の子どもに通訳をお願いしてもいい。クラスのみんなに伝わる工夫を考えることが条件。


「日本語で話してますけど?」
学校を見学した方に指摘されたことがある。相棒と二人で、少し考えたけど、私たちの方法は変えないことにした。英語を強制すれば、子ども達は英語を使うだろう。賢い子ども達ばっかりだから、英語だけでも大丈夫だろう。でも、言葉は伝えるための道具だから、伝わらないと意味がない。伝えようと工夫する過程で言語をうまく使い分けて欲しい。。。あー英語で教えることのジレンマ。。。

TPOを考えて言語を選ぶ

そうは決めたものの、ずーっとずーっと不安でたまらなかった。
英語を使わなくてもいいので、英語力が落ちるのではないか。。。
言語を使い分けるなんて3年生には難しすぎるのではないか。。。。。
インターナショナルスクールから来た子達が英語を使わずに日本語を使うところを見て不安が募っていった。

英語を話すといいことが起こるような仕掛けをいっぱい考えた。
国語の時間に、日本語の漢字や表現、それから英語と似てるとこ、違うとこ、そして沖縄の方言。。。言葉の広がりとか面白さとか、とにかく面白いって思えるような取り組みを考えた。結局面白くなかったのもいっぱいあったけど、子ども達がのってきたのもあった。


7月上旬に保護者面談があった。「英語を使わせるようにしてください」と言われるかもしれないと思いながら相棒と挑んだけど、私達が想像してた以上に、とっても嬉しい言葉をいっぱい頂いた。

「前の学校では絶対使わなかったのに、今は家でも兄弟で英語を話すようになりました!」
この子が前に通っていたのはEnglish Onlyの方針を持つ学校で、日本語も沖縄の言葉も禁止だったそうだ。

「前の学校ではシャイで、全然口をきかなかったんです。今は大丈夫ですか?」
通訳を快く引き受けてくれる子だ。4月にはI don't know Englishが口癖だったけど、今は英語での日記もたくさん書いてくる。発表もする。シャイだったなんて信じられなかった。


今のところ、私達の方針はうまくいっているなと思った。もちろんまだまだ足りないことだらけだし、これからの状況に合わせて考えを変えたり工夫したりしないといけない。子ども達がとっても頑張りやさんで気配り上手だからうまくいってるっていうのも大きな理由。

4月から7月までを振り返ってみると、「ことば」を習得するってどうゆうことだろうっていう疑問が湧いてきた。単語や文章をたくさん覚えて使えるようになるのも、ことばを習得するプロセスだろう。英語以外の言語を禁止して、無理にでも英語だけを使わせたら、英語しか使えないから英語力は上がるだろう。でも、そういうプロセスや方法が原因で、「伝えたい」という気持ちがなくなってしまったら?子ども本人が、結局英語を使わない選択をしたら、せっかく習得した英語を使わないことになる。使わなかったら習得してないってこと??そもそも習得ってなんだろ???

頭の中がぐるぐるぐるぐる

とにかく私のクラスの子ども達が言葉って面白いって思えるような工夫をいっぱい考えないといけないなぁと思う。

夏休み中にいっぱい仕掛けを考えなくちゃね。





  

Posted by penguina en okinawa at 22:37Comments(0)言語習得

2011年07月01日

What is education????

はいたい赤ハイビスカス

初めてのブログを書きます。2月に作ったこのブログ。。。書きたいことが山ほど、本当に山ほどあったんだけど、頭の中を整理する時間もなく時が過ぎ去っていきました。。。

でも、今日から本当に始めますパンチ!

ということで、my blogのテーマ&始めるきっかけになったことを書いておこうと思います。

このブログのテーマはずばり、「教育」びっくり学校での子ども達との関わりや他の先生方、保護者、地域の方々とのつながりから気づいたことや考えたことを書いたり、実践してみた授業のこと、勉強したことを書いたりしていきたいな。しっかり文章を書くこともあれば、つぶやきみたいな時もあったりする、教育に関しての自分の考えを記録していくブログにする予定ですハート後で読み返して「あーこうゆうこともあった!」って思えるといいな。

コメントしてもらえたらすごく嬉しいですラブ


高校2年の時にアメリカに一年間留学。その時に、アメリカで出会った人たちの暮らし方や人生観の違いに気づいて、人ってこんなにも違うのかと衝撃を受ける。そこから、その時まで当たり前に考えていた「学校に行くこと」や「勉強すること」が、「なぜ学校に行くのか」「なぜ勉強するのか」という問いになっていった。特にアメリカの高校で受けた"U.S History"や"Child Care"、"ESL-English for Second Language"の授業から、「教育」の違いの面白さに気づいた。

帰国後、再び日本の高校2年生に戻って日本の授業を受けて、更に「教育って一体なんなのか?」っていう疑問が湧きまくり、大学では教育学部に進学。教育学っていう専門でお勉強しました。お勉強しながら、2つの塾、公文教室、家庭教師、ボランティア。。。。。いろんな場所に自分で出向いてきたつもり。。。特にMulticultural Education(多文化教育)についていっぱい勉強した(つもり!笑)大学で勉強したこととか多文化教育とかについてはまた詳しくブログに書きます!!


で、2010年度に先生デビューキラキラ 
記念すべき1年目は中学校で英語指導員という自治体の臨時職員で学校に派遣される感じのポジション。素敵な先輩先生方に囲まれて、すごく学んだ濃い一年間を過ごしました。

で、2011年である今年は、本務の教員としてデビュー!私立の学校で働くことになりました。

細かい話はまた次回に!とにかく今日からいろんな出来事やアイディアをメモしていきます!

みなさんよろしくハート  
タグ :教育


Posted by penguina en okinawa at 23:51Comments(0)about me....